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オルガノ(6368) 2Q決算発表 決算スコア:+6.62

記事公開日 2024/11/1 15:00 最終更新日 2024/11/1 15:00

開示会社:オルガノ(6368)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/01 15:00

<決算スコア> +6.62

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 74,323
前期比 +13.5% ○
会社予想比 +1.8% ○
QUICKコンセンサス比 +2.6% ○
営業利益(百万円) 11,480
前期比 +46.1% ○
会社予想比 +20.8% ○
QUICKコンセンサス比 +18.0% ○
経常利益(百万円) 11,946
前期比 +39.9% ○
会社予想比 +21.9% ○
純利益(百万円) 8,134
前期比 +46.9% ○
会社予想比 +25.1% ○
QUICKコンセンサス比 +18.0% ○
実績年間配当(円) 71.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 165,000
前期比 +9.7% ○
会社予想比 +3.1% ○
QUICKコンセンサス比 +2.3% ○
営業利益(百万円) 28,000
前期比 +24.2% ○
会社予想比 +14.3% ○
QUICKコンセンサス比 +10.9% ○
経常利益(百万円) 28,500
前期比 +21.7% ○
会社予想比 +14.9% ○
QUICKコンセンサス比 +11.9% ○
純利益(百万円) 21,500
前期比 +24.2% ○
会社予想比 +22.2% ○
QUICKコンセンサス比 +17.5% ○
予想年間配当(円) 142.00


<要約>
 2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比13.5%増の743億2300万円、営業利益が同46.1%増の114億8000万円、経常利益が同39.9%増の119億4600万円、純利益が同46.9%増の81億3400万円だった。

 電子産業分野においては、生成AI(人工知能)関連の半導体需要増加を受け、最先端半導体の設備投資が拡大したほか、データセンター向けを中心にメモリーの需要も増加するなど、全体として好調な状況が継続した。

 国内外で大型プロジェクトの受注・納入活動を進めるとともに、プラントエンジニアリングプロセスの効率化を目指したDX関連の投資や、グローバルでの人材育成・活用施策の推進など生産・納入キャパシティの増強に取り組むとともに、次世代の技術や新たな事業の創出を目指した研究開発活動の拡充、サステナビリティやガバナンスの高度化などに向けた各種施策を進めた。受注高増加、売上高増加、営業利益増加、経常利益増加、親会社株主に帰属する中間純利益増加となり、繰越受注残高は1376億7100万円(3.6%増)となった。

 水処理エンジニアリング事業において、受注高は前年同期比24.6%増となる801億6600万円となった。社会・インフラ分野の受注高は国内の発電所の更新工事の受注などによって増加した。電子産業分野では、台湾・中国・東南アジアにおいて前年度から繰越受注残となっている大型案件が順調に進捗したことに加えて、設備保有型サービスや各種メンテナンスなどソリューション案件が好調に推移したことから売上が増加した。一般産業分野においても前年度からの繰越受注残の大型案件が順調に進捗したことや、ソリューション案件が好調に推移したことで売上高が増加した。社会・インフラ分野は国内を中心に堅調に推移しており、前年同期並みの売上高を確保している。好調な設備投資を背景に良好な受注環境が継続したことや、原価低減・収益改善に向けた各種取組みなどによって利益率が改善したことから営業利益が増加した。

 機能商品事業においては、受注高は前年同期比6.5%増となる125億8900万円、売上高は7.4%増となる124億3700万円となった。好調な半導体需要を背景に、電子産業向けのRO膜処理剤や排水処理剤などの水処理薬品が好調に推移したことに加え、電子材料の分離・精製に用いられるイオン交換樹脂などの機能材の販売が伸長し、売上高が増加した。加工食品等に向けた食品添加剤は、若干の減収となった。営業利益は前年同期比19.3%増となる16億7700万円となった。全般的な売上高の増加に加えて、比較的利益率の高い電子産業向けの水処理薬品や機能材などの売上が拡大したことや、原材料価格の上昇に伴う価格改定などの利益改善策を進めたことから営業利益が増加した。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.7%増の1650億円、営業利益が同24.2%増の280億円を計画。



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