開示会社:大戸屋HD(2705)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:30
<決算スコア> +0.40
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 15,062
前期比 +11.9% ○
営業利益(百万円) 923
前期比 +26.6% ○
経常利益(百万円) 954
前期比 +23.7% ○
純利益(百万円) 779
前期比 +30.1% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 29,076
前期比 +4.2% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,675
前期比 +1.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,708
前期比 +0.5% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,323
前期比 -5.6% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 5.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比11.9%増の150億6200万円、営業利益が同26.5%増の9億2300万円、経常利益が同23.7%増の9億5400万円、純利益が同29.9%増の7億7900万円だった。
外食産業においても、人流の回復等により外食需要は堅調に推移しているが、原材料価格の高騰、エネルギー価格の上昇及び慢性的な人手不足の影響により依然として厳しい経営環境が続いている。
コロワイドグループとの仕入共同化及び商材の最適化により仕入コスト削減に取り組みながら、各店舗では食材の適切な在庫管理を徹底した。店舗の売上状況に応じた人員配置をすることで効率的な運営体制を構築した。季節の美味しさを堪能できる季節限定メニュー、首都圏でのトレインビジョンや柱サイネージでのCM放映、メディア露出の増加、大戸屋アプリクーポンの配信などを行い、来店促進を強化した。国内店舗展開については、新規4店舗の出店を行い、さらに新業態の開発を行い、アジアの異国情緒な雰囲気を感じながらリフレッシュできる場所として「ASIAN CAFE蓮屋珈琲店」1店舗の新規出店をし売上拡大を図った。
国内直営事業においては、からだ想いの新メニューを多数揃えたグランドメニューの改定を7月に実施し、期間限定「アジアングルメ」メニュー及び3万食限定「大判アジフライ定食」、「国産鰻のうな重」の販売を行った。新CMの放映及びメディアの露出を増加した結果、売上高・セグメント利益ともに前年同期より改善することとなった。店舗展開については、「大戸屋ごはん処」2店舗(そよら横浜高田店、コーナン京葉船橋インター店)と経済産業省店の新規出店及び新業態「ASIAN CAFE蓮屋珈琲店」1店舗(立川若葉町店)の新規出店を行った。国内直営事業であった1店舗(府中北口店)を国内フランチャイズ事業とした。2店舗(祖師ヶ谷大蔵店、須磨パティオ店)を閉店した。
国内フランチャイズ事業においても、国内直営事業同様に7月にグランドメニューを改定し、期間限定メニュー及び数量限定メニューの販売、新CM放映等の広告宣伝及び各種販売促進活動を実施した結果、売上高は前年同期より改善することとなった。店舗展開については、「大戸屋ごはん処」1店舗(サクラマチクマモト店)の新規出店を行った。国内直営事業であった1店舗(府中北口店)を国内フランチャイズ事業とした。2店舗(横須賀コースカベイサイドストアーズ店、マリノアシティ福岡店)を閉店した。国内フランチャイズ事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」159店舗となった。
海外直営事業においては、香港と米国ニューヨーク州では生活様式の変化による個人消費の縮小等により厳しい環境が続いているが、デリバリー等の外販活動の強化により、販売拡大に取り組んでいる。海外直営事業に係る稼働店舗数として9店舗(香港大戸屋有限公司が香港において4店舗、AMERICA OOTOYA INC.が米国ニューヨーク州において4店舗、M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.がタイ王国において1店舗)を展開している。海外直営事業の売上高は15億3500万円(前年同期比4.7%増)、セグメント損失は1200万円(前年同期は9400万円の損失)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.2%増の290億7600万円、営業利益が同1.8%増の16億7500万円を計画。
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