開示会社:ピクスタ(3416)
開示書類: 2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 16:00
<決算スコア> -0.57
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 2,201
前期比 +14.6% ○
営業利益(百万円) 462
前期比 +120.0% ○
経常利益(百万円) 456
前期比 +115.1% ○
純利益(百万円) 317
前期比 +63.4% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 2,829
前期比 +7.9% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 500
前期比 +49.3% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 482
前期比 +59.6% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 336
前期比 +28.7% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 45.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の22億100万円、営業利益が同119.5%増の4億6200万円、経常利益が同114.7%増の4億5600万円、純利益が同63.5%増の3億1700万円だった。
スマートデバイス、スマートフォン(以下、スマホ)アプリやインターネット広告(動画広告を含む)の普及に伴い、これまで以上にインターネットでのデジタル素材の活用機会が増えている。スマホに付属するカメラ機能の高機能化やアプリの加工技術の向上により誰もが手軽に高品質の写真撮影ができるようになり、さらに撮影したスマホ写真をソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)に投稿・共有するスタイルが若年層を中心に定着してきた。ライフイベントごとの撮影機会の増加やSNSでの写真共有の増加に伴い、個人の撮影サービス市場は拡大するとともに、顧客ニーズは多様化している。
PIXTA事業において、定額制の月間購入者数累計は、少量ダウンロードプランの利用ユーザーが増加したことにより、108,116人(前年同四半期比1.6%増)となった。単品の月間購入者数累計は、大口案件の発生等により売上は増加したものの、単品利用ユーザーの定額制の少量ダウンロードプランへの移行が進んだことにより、79,247人(前年同四半期比8.4%減)となった。売上高は20億2200万円(前年同四半期比15.8%増)、うち定額制売上高は、10億500万円(前年同四半期比0.6%増)となった。セグメント利益は、8億8900万円(前年同四半期比33.8%増)となった。
fotowa事業において、桜開花時期の遅れに伴う撮影のキャンセルの増加により累計撮影件数は16,017件(前年同四半期比0.5%減)となった。ギフト券の失効に伴う売上の計上額は316万2000円と前年同四半期の791万2000円から減少した。前期は新型コロナウイルス感染症による行動制限に伴い有効期限を延長していたギフト券について延長後の有効期限が到来し失効したことにより増加していたためである。売上高は1億1000万円(前年同四半期比4.3%減)となった。セグメント損失は、8200万円(前年同四半期はセグメント損失9800万円)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比7.9%増の28億2900万円、営業利益が同49.4%増の5億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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