開示会社:岡本工(6125)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/12 15:30
<決算スコア> -0.91
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 20,041
前期比 -18.8% ●
会社予想比 +0.2% ○
営業利益(百万円) 891
前期比 -69.4% ●
会社予想比 +27.3% ○
経常利益(百万円) 525
前期比 -82.2% ●
会社予想比 -25.0% ●
純利益(百万円) 312
前期比 -83.2% ●
会社予想比 -22.0% ●
実績年間配当(円) 80.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 45,000
前期比 -10.4% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 3,600
前期比 -41.3% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 3,600
前期比 -42.7% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 2,500
前期比 -45.1% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 160.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比18.8%減の200億4100万円、営業利益が同69.4%減の8億9100万円、経常利益が同82.2%減の5億2500万円、純利益が同83.2%減の3億1200万円だった。
今期を初年度とする新たな中期経営計画「“INOFINITY 700"Innovation × Infinity」を策定し、『世界に類のない「総合砥粒加工機メーカー」として、平面研削盤・半導体ウェーハ研磨装置でグローバルNo.1を目指す』ことを長期ビジョンとして掲げ、2030年3月期の売上高700億円に向けて、三井物産株式会社との資本業務提携を締結するなど、更なる企業価値向上に努めた。
工作機械においては、国内市場で、中小企業での投資が鈍化したことや、金型業界向けの平面研削盤やロボット向け歯車の需要が低迷し、受注は前年同期を下回った。売上についても、自動車関連や工作機械業界向けの大型平面研削盤、半導体関連向けのロータリー平面研削盤の販売があったものの、精密歯車の販売が落ち込み、前年同期から減少している。売上についても前期の受注低迷により減少している。欧州では、ロシア・ウクライナ問題の長期化やスエズ運河の通航制約など地政学的リスクが販売活動にも影響したため、売上は前年同期を下回っているが、受注については、EV関連向けの大型平面研削盤や光学機器向けの超精密平面研削盤の注文を獲得し、前年同期より増加している。中国では、景気の減速によりEV関連向けを中心に新規受注が伸び悩んだものの、売上は大型平面研削盤などの受注残に支えられ、前年同期を上回った。
半導体関連装置においては、半導体市場で、パソコン、スマートフォン向けの設備投資需要が低迷している一方で、通信技術の発達やIoT、AIディープラーニング、自動運転の本格化等を背景として市場の成長が見込まれている。省エネや高効率化に不可欠な次世代パワー半導体、高周波通信デバイス向けの半導体などでは旺盛な需要が継続している。半導体事業の収益力維持、向上に向けて、ウェーハ業界向けのポリッシャーやグラインダーの次世代新機種開発などの諸施策を進めた。売上高は54億5100万円(前年同期比47.2%減)、セグメント利益(営業利益)は10億2900万円(前年同期比66.6%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比10.4%減の450億円、営業利益が同41.3%減の36億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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