開示会社:カネカ(4118)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/12 16:00
<決算スコア> -0.87
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 395,963
前期比 +7.0% ○
営業利益(百万円) 19,101
前期比 +51.5% ○
経常利益(百万円) 14,391
前期比 +13.0% ○
純利益(百万円) 10,162
前期比 +14.2% ○
実績年間配当(円) 60.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 790,000
前期比 +3.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.0% ●
営業利益(百万円) 38,000
前期比 +16.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -11.1% ●
経常利益(百万円) 34,000
前期比 +16.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -13.5% ●
純利益(百万円) 24,500
前期比 +5.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -10.6% ●
予想年間配当(円) 120.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比7%増の3959億6300万円、営業利益が同51.5%増の191億100万円、経常利益が同13%増の143億9100万円、純利益が同14.2%増の101億6200万円だった。
? 世界経済の状況-景気は停滞感が続いている。先行きは不透明-日本は景気回復の足取りが依然鈍く、中国は内需の停滞が続いている。欧州は景気の低迷基調が続き、米国は消費が底堅く推移しながらも減速の懸念をはらんでいる。足元では中東情勢の悪化など地政学リスクが高まり、米国・日本の政治情勢が不安定化するなか、先行きの見通しは不透明となっている。不透明な需要環境下、売上高・営業利益・経常利益・中間純利益は前年同期に比べ、増収増益となった。全体として、第1四半期(2024年4月~6月、以下1Q)から続く強いモメンタムを維持している。Material,QOL,Nutritionは前年同期比で大幅な増益となった。差別化力のある非塩ビ用途およびMXも着実に販売が拡大し、収益に寄与している。
Health CareはMedicalが好調を継続するも、Pharmaの一部で4Qへの出荷調整が発生し、減益となった。Pharmaの販売が回復することから、Health Careを含めた全てのSUの成長モメンタムが強まり、4Qには100億円/Qを超える営業利益が期待できる状況である。? E&Iは、ポリイミドフィルム・アクリル樹脂の高水準の販売により、大幅な増益となった。
HealthCareSolutionsUnitにおいて、? Medicalは、血液浄化器の北海道新プラント(苫東工場)が順調に稼働を開始した。血液浄化器・カテーテルともに販売が順調に拡大している。今般同工場でのカテーテル新プラントの建設を決定した。グローバルな需要拡大に対応し、業容の飛躍的な伸長を目指す。? Pharmaは、一部で4Qへの出荷調整が発生し、販売減となった。
NutritionSolutionsUnitにおいて、当ユニットは、Supplement・Foodsともに堅調な業績を継続し、前年同期比で大幅な増収増益となった。下期も好調を維持し、年間では大幅な増益を計画している。? Supplementは、還元型Q10が米国向けで1Qの集中出荷の反動を受け、2Qは在庫調整となった。? Foods & Agrisは、高付加価値品へのシフトとスプレッドの改善が進み、強い増益モメンタムを継続している。「B2C」事業については、「わたしのチカラQ10ヨーグルト」などの新規機能性食品のラインナップ拡充、「Q10果実グミ」の拡販、有機乳製品の市場投入など、特徴ある高付加価値品の販売が拡大している。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.6%増の7900億円、営業利益が同16.6%増の380億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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