開示会社:AIメカテック(6227)
開示書類:2025年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> -2.03
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 1Q
売上高(百万円) 1,494
前期比 +8.5% ○
営業利益(百万円) -589
前期比 -8.1% ●
経常利益(百万円) -615
前期比 -10.0% ●
純利益(百万円) -613
前期比 -56.0% ●
予想期(通期) 2025/06
売上高(百万円) 20,015
前期比 +29.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.4% ○
営業利益(百万円) 1,625
前期比 +522.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +8.9% ○
経常利益(百万円) 1,510
前期比 +832.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +9.0% ○
純利益(百万円) 216
前期比 +94.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +11.3% ○
予想年間配当(円) 45.00
<要約>
2025年6月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.5%増の14億9400万円、営業損益が5億8900万円の赤字(前年同期は5億4500万円の赤字)、経常損益が6億1500万円の赤字(前年同期は5億5900万円の赤字)、最終損益が6億1300万円の赤字(前年同期は3億9300万円の赤字)だった。
フラットパネルディスプレイ(FPD)業界では、パネル市況の低迷が続く一方、VR用マイクロディスプレイ向け投資に回復の兆しが伺われた。
受注金額は145億7800万円(前年同期比275.9%増)、受注残高は333億2000万円(前年同期比44.3%増)となった。
半導体関連事業においては、AI用先端半導体パッケージ向けウエハハンドリングシステムは出荷・受注とも順調に推移する一方、はんだボールマウンタの需要回復は鈍い状況が続いた。今後は、堅調なAI用先端半導体向け投資需要の捕捉に加え、チップの大型化とコスト削減対応に向け、本格的な導入が期待されるパネルレベルパッケージ(PLP)向けシステム等の拡販に注力し、受注・売上の拡大に取り組んでいく。セグメントの売上高は11億200万円(前年同期比4.2%増)、セグメント損失は1億8200万円(前年同期は2000万円の損失)となった。
IJPソリューション事業においては、拡販に取り組む車載用の調光パネル向けフィルムODFシステムの出荷に加え、VR用マイクロディスプレイ向け一括封止ラインの受注も獲得した。今後は、AR/VR用に加え、次世代高輝度ディスプレイとして期待されるQD-μLED向け一括封止ライン拡販や、タブレット等の反射防止パターン形成用システムなど、合弁会社を通じたナノインプリントリソグラフィー事業の立ち上げに注力し、受注・売上の積み上げを図っていく。売上高は2億8200万円(前年同期比13.5%増)、セグメント損失は5200万円(前年同期は7500万円の損失)となった。
LCD事業においては、パネル市況の低迷は続いたものの、部品・改造需要の掘り起こしが奏功し、出荷・受注を確保した。今後は、部品等のアフターサービス需要に加え、既存設備増設・移設需要の捕捉にも注力し、一定規模の受注・売上確保を目指していく。売上高は1億900万円(前年同期比55.0%増)、セグメント損失は5900万円(前年同期は3800万円の損失)となった。
2025年6月期の連結業績は、売上高が前期比29.8%増の200億1500万円、営業利益が同521.9%増の16億2500万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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