開示会社:コージンバイ(177A)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> -1.27
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 2,507
営業利益(百万円) 379
経常利益(百万円) 416
純利益(百万円) 277
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 4,852
前期比 +1.7% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 857
前期比 +43.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 876
前期比 +38.0% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 629
前期比 +63.8% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 14.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が25億700万円、営業利益が3億7900万円、経常利益が4億1600万円、純利益が2億7700万円だった。
感染症対策や再生医療の発展のために、経営理念に掲げる「顧客第一主義・品質第一主義」のもと、全社員がグループ全体の更なる成長とステークホルダーへの貢献に努めている。売上高については、新型コロナウイルス感染症の感染者数増加により、関連製品の販売が大きく伸びたことに加え、アジア圏、中国における細胞培養用培地の旺盛な需要から、同製品群の販売も拡大したことで、グループ全体として期初計画を上回って推移した。基幹システム変更に伴う支払手数料の増加等により販管費が増加したが、利益についても概ね計画どおりとなった。
組織培養事業は、日本で細胞治療を受ける外国人患者の増加が継続していることから、細胞加工施設を有する医療機関への細胞治療用の細胞培養用培地の販売数量が増加したことに加え、中国を中心として、アジア地域での再生医療の研究開発や臨床試験が拡大しており、ここで使用される細胞培養用培地の販売数量も増加した。国内の販売権を有する閉鎖系細胞処理装置や同消耗品等の商品売上も順調に積み上がった。売上高は11億100万円、セグメント利益(営業利益)は3億5000万円となった。
微生物事業は、新型コロナウイルス感染症の感染者数が拡大したことにより、関連製品の売上が大きく増加したものの、臨床分野での細菌検査用培地については、利益率の改善を進めるために、製品構成や価格の見直しを図ったことから、販売数量は若干の減少となった。製薬企業等の産業分野での細菌検査用培地は、円安等を背景として競合する海外輸入品の値上げがみられる中、市場シェアを拡大させるために価格を据え置いたことが功を奏し、製品の販売数が増加した。売上高は7億7600万円、セグメント利益(営業利益)は1億300万円となった。
細胞加工事業は、日本で細胞治療を受診する外国人患者の増加に加え、国内患者も安定的に推移していることにより、細胞加工受託の需要は拡大しているものの、細胞加工施設の稼働率が上限に近い水準となっている。細胞加工関連製品について、原料の見直しによる影響で同製品の販売を一時中止としており、期初計画に比べ同製品群の売上は減少となっている。本製品については当期中の販売再開を予定している。売上高は6億2900万円、セグメント利益(営業利益)は1億9000万円となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.7%増の48億5200万円、営業利益が同43.7%増の8億5700万円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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