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オーバル(7727) 2Q決算発表 決算スコア:-0.35

記事公開日 2024/11/14 15:30 最終更新日 2024/11/14 15:30

開示会社:オーバル(7727)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:30

<決算スコア> -0.35

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 7,128
前期比 +2.2% ○
営業利益(百万円) 689
前期比 -13.7% ●
経常利益(百万円) 624
前期比 -26.8% ●
純利益(百万円) 422
前期比 -23.3% ●
実績年間配当(円) 7.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 14,000
前期比 -2.4% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,300
前期比 -11.9% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,400
前期比 -10.9% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 880
前期比 -20.1% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 16.00


<要約>
 2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比2.2%増の71億2800万円、営業利益が同13.6%減の6億8900万円、経常利益が同26.8%減の6億2400万円、純利益が同23.2%減の4億2200万円だった。

 受注高はセンサ部門の受注減少の影響で79億3900万円(前年同期比9.5%減)と前中間連結会計期間を下回ったが、売上高はシステム部門の大口受注案件の売上計上があり、増加と前中間連結会計期間を上回る結果となった。利益面については、DX推進における業務の効率化による人件費などの固定費率減少への取り組み、原材料費の上昇を踏まえた一部商品の値上げを継続的に実施した結果、営業利益は減少、経常利益は減少、親会社株主に帰属する中間純利益は減少となり、いずれも前中間連結会計期間を大きく下回ったものの、一昨年度の2023年3月期中間連結会計期間は上回る結果となった。

 センサ部門において、受注高は、国内については化学関連業界向けは堅調に推移しているが、半導体関連業界向けが前連結会計年度に前倒し受注があった反動を受け落ち込んだ。海外は、電池関連業界向けは一服しているが、全体では前中間連結会計期間を若干上回った。45億7800万円(前年同期比27.1%減)と前中間連結会計期間を大きく下回った。売上高については、国内の化学関連業界向けは受注高同様に堅調に推移したが、半導体関連向けが、前年度受注分を出荷したものの、前中間連結会計期間の実績までには至らなかった。海外は、受注高同様に電池関連業界向けは一服しているが、全体では前中間連結会計期間を若干上回った。47億9400万円(4.9%減)となった。

 システム部門において、受注高は、国内で国立研究開発法人産業技術総合研究所より「気体中流量校正設備改修」、「北事業所流体輸送実験施設改修工事」のほか、石油関連業界向けの大口案件受注があり、18億5800万円(64.7%増)と大きく前中間連結会計期間を上回った。売上高でも国立研究開発法人産業技術総合研究所や食品関連業界向けをはじめとした大口案件の売上計上で好調に推移し、9億2200万円(51.6%増)と大きく前中間連結会計期間を上回った。

 サービス部門において、主要顧客の石油関連業界は、業界再編、脱炭素社会に向けたエネルギーの置換などにより市場環境は厳しい状況が継続しているなかで、保全計画サポートサービスなど地道できめの細かいメンテナンス活動や他社商品のメンテナンスや校正事業の強化を継続している。ほか化学関連業界向けなどが好調に推移した結果、受注高は15億100万円(10.3%増)、売上高は14億1100万円(6.5%増)と、共に前中間連結会計期間を上回る結果となった。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.4%減の140億円、営業利益が同11.9%減の13億円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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