開示会社:北日紡(3409)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> -2.10
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 768
前期比 +22.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) -35
前期比 -150.0% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) -38
前期比 -2000.0% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) -40
前期比 -4100.0% ●
会社予想比 0.0%
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,462
前期比 +11.9% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) -15
前期比 +75.4% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) -6
前期比 +85.7% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) -12
前期比 +89.6% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比22.3%増の7億6800万円、営業損益が3500万円の赤字(前年同期は1400万円の赤字)、経常損益が3800万円の赤字(前年同期は200万円の黒字)、最終損益が4000万円の赤字(前年同期は100万円の黒字)だった。
2024年6月に、2025年3月期から2027年3月期に係る新中期経営計画を公表した。本中期経営計画では“未来の環境に貢献する"を長期ビジョンとして掲げ、今後はこれまでの多角化後の全事業の黒字化定着に重点を置きながら、コアとなる新規事業を推進し、「環境」「衛生」「高機能」の3つのソリューションを柱に持続可能な社会に貢献していく。個別決算については、直前中間会計期間との比較で売上高が約2割伸長し営業損失が改善した一方で、為替の急変動により為替差損を計上した影響から経常損失は直前中間会計期間と同水準の結果となった。
テキスタイル事業において、販売状況については、前連結事業年度から中東及び東アジア各マーケットにおけるコロナ禍からの回復が順調であり、受注状況は好調に推移した結果、大きく増収となった。出荷状況については、委託加工先のスペース及び人手不足との兼ね合いによる染色作業や梱包作業の遅れへの懸念があったものの、成約済み契約の消化に注力し、足元における出荷は順調に進んでいる。利益状況についても、国内仕入と海外販売に対する円安が寄与し、前年同期との比較で大幅な増益となった。テキスタイル事業の売上高3億9300万円(前年同期比52.4%増)、営業利益4300万円(前年同期比98.6%増)となった。
紡績事業において、状況については、前年同期と比較して生産数量は微減しているものの、生産銘柄の入れ替えにより平均単価が上昇したことで、売上高は増加している。アラミド繊維製品においては、資材用途向けが海外他社との競合により受注減の傾向にあることから、需要が堅調かつ高単価な防護衣料用途向けをはじめとした官需用増産への転換を進め、生産量は前年同期(2023年4月~2023年9月)より2.8%増の240.3tとなった。それ以外の紡績糸については、販売先の生産状況停滞による影響から前年同期より生産量が減少し、高級インナー向け紡績糸は26.5t、ポリエステル等の他素材は28.1tに留まった。紡績事業の売上高2億100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益700万円(前年同期比36.2%減)となった。
リサイクル事業において、業績については、国内を中心にリサイクル市場の需要動向は回復傾向にあり、出荷数量は順調に推移しているが、一時的な機械トラブルによる生産数量の低下があった。リサイクル事業の売上高1億800万円(前年同期比5.1%減)、営業損失1300万円(前年同期は1000万円の営業利益)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.8%増の14億6200万円、営業損益が1500万円の赤字を計画。
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