開示会社:ラクオリア(4579)
開示書類:胃酸分泌抑制剤tegoprazanのオーストラリア・ニュージーランドにおけるサブライセンスのお知らせ
開示日時:2025/01/06 15:30
<引用>
本日、当社のライセンス先であるHKinno.NCorporation(本社:韓国・オソン、代表取締役:Dal-WonKwak)は、当社がHKイノエン社に導出した胃酸分泌抑制剤tegoprazanにつきまして、オーストラリア・ニュージーランドを対象地域としたライセンス契約を締結したことを公表しました。
<引用詳細>
このたび、HKイノエン社が本契約を締結しましたのは、SouthernXPIPPtyLtd(本社:オーストラリア・ビクトリア州、以下「SouthernXP社」)です。SouthernXP社は、20年以上製薬事業を営んできたオーストラリアの製薬会社であり、オーストラリア及びニュージーランド内の医薬品の登録及び流通に強みを持つ企業です。本契約の締結により、SouthernXP社はオーストラリア及びニュージーランドにおけるtegoprazan製品の独占流通及び販売権を取得します。HKイノエン社は、オーストラリアとニュージーランドの医薬品市場は2023年基準で約22兆韓国ウォン(約2.4兆円/1韓国ウォン=0.11円)規模であり、このうち消化性潰瘍用剤市場は1,500億韓国ウォン(約161億円)に達すると述べております。Tegoprazanは、当社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(PotassiumCompetitiveAcidBlocker:P-CAB)と呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤です。P-CABは、胃食道逆流症治療の第一選択薬であるプロトンポンプ阻害剤(PPI)とは異なるメカニズムで、PPIよりも速やかに、かつ、持続的に胃酸分泌を抑制するという特長を持つ新世代の治療薬です。2019年に世界で初めて販売が開始された韓国(製造販売会社:HKイノエン社;販売名「K-CABR」)におきましては、2024年1月から11月までの韓国国内売上(院外処方実績)が1,777億韓国ウォン(約191億円)となり、5年連続で同国内の胃酸分泌抑制剤市場でのシェア第1位を維持しております。当社は、HKイノエン社との間で、日本を除く全世界の開発・製造・販売に関する再実施許諾権(サブライセンス権)付き独占的ライセンス契約を締結しています。HKイノエン社および同社からライセンスまたは製品輸出を受けた世界各国の提携先企業によってtegoprazanに関する事業活動が進められています。本契約の締結により、tegoprazanは韓国をはじめ、米国、中国など世界48カ国に進出することとなりました。現時点でtegoprazan製品が販売されている国は15カ国に上ります。HKイノエン社は、2028年までに世界100カ国に進出することを目標としています。当社は、HKイノエン社とのライセンス契約に基づき、HKイノエン社が提携先から受け取る収益の一部を受け取る権利を保有しております。本件に伴うHKイノエン社からの一時金の受領はありませんが、tegoprazanの更なる世界展開により当社グループの中長期的な価値向上に資するものと考えております。当社は今後も引き続き、HKイノエン社との連携をより強固にし、開発支援並びにサブライセンス契約支援を継続して実施し、胃酸関連疾患治療の選択肢を広げることで、患者さまのQOLの向上に一層貢献できるよう努めてまいります。
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