開示会社:ラクオリア(4579)
開示書類:TRPV4拮抗薬(ピリミジン-4(3H)-オン誘導体)の中国における特許査定のお知らせ
開示日時:2025/01/16 15:30
<引用>
当社が創出したTRPV4(※1)拮抗薬(ピリミジン-4(3H)-オン誘導体)の物質特許(出願番号202180029570.1)はこれまで中国で審査中でありましたが、本日、特許査定(※2)の連絡を受けました。なお、本件は東京証券取引所の規則に定める適時開示には該当いたしませんが、有用な情報と判断したため任意開示いたします。
<引用詳細>
今回特許査定を受けたピリミジン-4(3H)-オン誘導体は、TRPV4の拮抗作用を有する新規な化合物群であり、当社として初めてTRPV4拮抗薬での特許査定を受けるものです。今回の特許査定により、中国において当社の知的財産権が強化される事となりました。当社が創出したTRPV4拮抗薬は、TRPV4イオンチャネル受容体に対して特異的に作用し、複数の疼痛・炎症及び眼疾患モデル動物において高い有効性を示すことが確認されています。当社は、2016年より、岐阜薬科大学(本部:岐阜県岐阜市、学長:原英彰)との間で、眼疾患に関する産学共同研究を開始し、2021年4月に岐阜薬科大学内に共同研究講座を設置(※3)いたしました。当社と岐阜薬科大学薬効解析学研究室嶋澤雅光教授らの研究グループが実施した共同研究の成果につきましては、2023年に、TRPV4を標的とした新規治療薬が網膜疾患における網膜血管障害の新たな治療オプションとなる可能性を示す内容の論文を発表(※4)しています。今回のTRPV4拮抗薬は、当社の強みであるイオンチャネル創薬の成果であり、今後も知的財産のポートフォリオの強化・充実に努めてまいります。なお、本特許査定により、2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)の当社業績への影響はございません。特許査定を受けたピリミジン-4(3H)-オン誘導体は、今後の開発等を通じて、中長期的に当社の企業価値の向上に寄与するものと考えています。
免責文:
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