開示会社:邦チタニウム(5727)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/07 13:00
<決算スコア> -3.45
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 65,805
前期比 +16.5% ○
営業利益(百万円) 4,447
前期比 +14.6% ○
経常利益(百万円) 4,483
前期比 +10.7% ○
純利益(百万円) 3,215
前期比 +5.6% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 88,700
前期比 +13.1% ○
会社予想比 -6.9% ●
QUICKコンセンサス比 -4.1% ●
営業利益(百万円) 5,300
前期比 -5.8% ●
会社予想比 -7.0% ●
QUICKコンセンサス比 -21.5% ●
経常利益(百万円) 5,000
前期比 -20.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -20.0% ●
純利益(百万円) 3,700
前期比 -25.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -15.9% ●
予想年間配当(円) 16.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比16.5%増の658億500万円、営業利益が同14.6%増の44億4700万円、経常利益が同10.8%増の44億8300万円、純利益が同5.6%増の32億1500万円だった。
コスト面では、輸入原材料価格や電力価格はピークアウトしたものの依然として高い水準を維持している。円の対米ドル相場は前年同期に比べ更に円安が進行した。
金属チタンの販売は、米国の大手航空機メーカーであるボーイング社において、品質問題やストライキの影響があるものの、航空機向け輸出スポンジチタンの販売は堅調に推移した。一般産業用途向けは中国メーカーの過剰生産により弱含んできているものの、前年同期並みの水準となった。半導体向け高純度チタンの需要は回復傾向にあり、前年同期を上回る水準となった。収益面については、為替円安及び販売価格是正を主因に、同期間の金属チタン事業は、売上高492億7100万円(前年同期比16.4%増)、営業利益50億2800万円(92.5%増)となった。
化学品事業において、主要製品の超微粉ニッケルの販売は、主な用途である積層セラミックコンデンサ(MLCC)の中国における経済停滞等の影響がおおむね底を打ち、まだ流通在庫調整はあるものの需要自体は各分野で回復し始めたことにより、前年同期を上回る水準となった。ニッケルの国際価格(LME〔ロンドン金属取引所〕価格)の下落等による販売価格低下、更に在庫バランス改善のための超微粉ニッケルの生産調整を行なった結果、同期間の化学品事業は、売上高90億8800万円(前年同期比4.6%増)、営業損失8億1500万円(前年同期は9億4800万円の利益)となった。
触媒の販売は、中国国内でのポリオレフィンの生産能力が過剰となりポリプロピレンの輸出量が大幅に増加した影響で、中国周辺諸国の顧客において生産量の回復が遅れているものの、その他の地域では触媒使用量回復の兆しが見られたため、前年同期を上回る水準となった。同期間の触媒事業は、売上高74億4600万円(前年同期比35.9%増)、営業利益は在庫調整により対前年同期に比べ低稼働率となった影響はあるものの16億800万円(1.0%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比13.1%増の887億円、営業利益が同5.8%減の53億円を計画。
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