開示会社：円谷ﾌｨｰﾙ(2767)
開示書類：2025年３月期第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2025/02/07 15:30

<決算スコア> -0.78

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 97,764
前期比 -20.6% ●
営業利益(百万円) 9,390
前期比 -23.8% ●
経常利益(百万円) 10,759
前期比 -20.0% ●
純利益(百万円) 6,424
前期比 -32.6% ●

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 155,000
前期比 +9.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +13.6% ○
営業利益(百万円) 15,200
前期比 +28.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.4% ●
経常利益(百万円) 16,100
前期比 +24.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.0% ●
純利益(百万円) 11,600
前期比 +0.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -6.1% ●
予想年間配当(円) 40.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比20.6%減の977億6400万円、営業利益が同23.8%減の93億9000万円、経常利益が同20%減の107億5900万円、純利益が同32.6%減の64億2400万円だった。

　本年1月、米国ではトランプ新大統領が就任した。アメリカ・ファースト主義を掲げる新政権の政策が今後の世界と我が国経済に及ぼす影響を適切に見極めつつ、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念のもと5カ年中期経営計画の実現に向けた歩みを進めている。コンテンツ&デジタル事業では、5カ年中期経営計画の初年度にあたるミッションを着実に遂行し、グローバルコンテンツビジネス企業としての確たる土台を築くべく、海外拠点の構築や人材強化、世界各地でのマーケティング施策等、積極的な活動と投資を行った。幅広い人々に訴求する新たな映像作品を生み出し世界中にディストリビューションすることでブランド力と認知度を高め、それを梃に多様なビジネスを展開していく。

　PS事業セグメントにおいて、全国のパーラーでは、上半期は新紙幣発行対応の設備投資に重点が置かれたため新台購入投資が抑制された。フィールズ(株)では上半期を商品のブラッシュアップ時期と位置付け、下半期の商品販売に向けた準備を着実に進めてきた。当第3四半期(10月-12月)には、パチンコ3機種、パチスロ3機種の6機種を揃え、計8.3万台を予定通り販売した。周辺設備機器および設置工事分野で高いシェアを有する(株)エース電研では、旺盛な需要に積極的に対応するとともに、グループ入りしたことによるパーラーからの信頼感向上も相俟って業績が好調に推移した。PS事業の売上高841億1100万円(前年同期比24.2%減)、営業利益85億7000万円(21.9%減)となった。

　コンテンツ&デジタル事業セグメントにおいては、映像展開を通じたファン層の拡大を追い風に、日本・中国はもとよりアジア・北米での市場開拓を進めた結果、MD/ライセンス収入は67億1800万円(前年同期比32.0%増)となった。FMCG:食品分野で乳製品等の新たなライセンシーの増加に伴い業績は堅調に推移しており、前年同期比9.3%増の2億5200万円となった。 その他:ゲームや企業広告の収入が拡大した一方、前期は『シン・ウルトラマン』、グリッドマンシリーズによるライセンス収入の計上があったことから、前年同期比5.5%減の10億8700万円となった。映像・イベント事業では、ファン向け大型イベント『ツブラヤコンベンション』の隔年開催の影響により、収入は21億7900万円(前年同期比13.0%減)となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.2%増の1550億円、営業利益が同28.5%増の152億円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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