開示会社：ﾏﾈｯｸｽG(8698)
開示書類：2025年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕（連結）
開示日時：2025/02/12 15:30

<決算スコア> -0.59

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 55,545
前期比 +20.5% ○
経常利益(百万円) -6,939
前期比 -241.1% ●
純利益(百万円) -5,835
前期比 -189.2% ●
予想年間配当(円) -


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、営業収益が555億4500万円、経常損益が69億3900万円の赤字(前年同期は49億1800万円の黒字)、最終損益が58億3500万円の赤字(前年同期は65億4200万円の黒字)だった。

　中間持株会社に対する議決権所有割合は、約51%、株式会社NTTドコモが約49%となるが、実質支配力基準に基づきマネックス証券株式会社と中間持株会社は株式会社NTTドコモの連結子会社となり、持分法適用会社となった。税引前純損失は69億3900万円(前第3四半期連結累計期間は49億1800万円の税引前純利益)となり、継続事業からの純損失は88億6600万円(前第3四半期連結累計期間は38億4500万円の継続事業からの純利益)となった。投資事業セグメントで保有銘柄の評価損益及び売却損益を計上したものの、米国セグメントで受取利息が増加したことなどにより、金融収益が199億9600万円(5.9%増)となった。

　クリプトアセット事業セグメントで暗号資産取引が増加したことにより、トレーディング損益が86億6300万円(103.8%増)となった。

　費用合計において、販管費は、クリプトアセット事業セグメントにおいて、Coincheck Group N.V.のDe-SPAC上場にかかる一過性の費用33億7400万円を含む専門家報酬などが増加した結果、457億2100万円(28.7%増)となった。費用は、Coincheck Group N.V.のDe-SPAC上場にかかる一過性の株式報酬費用(上場関連費用)137億1400万円(後述)を計上した結果、154億5000万円(前第3四半期連結累計期間は8億9100万円)となり、費用合計は670億2200万円(59.3%増)となった。

　非継続事業において、金融収益は、為替変動の影響を受け10億5900万円(17.7%減)となった。金融収益は、顧客預り金からの金利収益は減少したものの、信用取引の受取利息が増加したことにより米ドルベースでは3.6%増加し、円換算後では197億3000万円(10.5%増)となった。営業収益は米ドルベースで2.2%増加し、円換算後で387億2300万円(8.9%増)となった。保有する複数の銘柄の評価損益及び売却損益を計上したことにより、金融収益は△2億5200万円(前第3四半期連結累計期間は3億7700万円)となり、営業収益は△2億1400万円(前第3四半期連結累計期間は3億7700万円)となった。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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