開示会社：ｾﾞﾝｼｮｰHD(7550)
開示書類：2025年３月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2025/02/12 15:30

<決算スコア> -2.80

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 846,760
前期比 +19.8% ○
営業利益(百万円) 58,094
前期比 +55.2% ○
経常利益(百万円) 55,246
前期比 +55.9% ○
純利益(百万円) 34,102
前期比 +56.3% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,080,000
前期比 +11.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.5% ●
営業利益(百万円) 62,500
前期比 +16.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -22.6% ●
経常利益(百万円) 61,500
前期比 +20.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -21.2% ●
純利益(百万円) 37,000
前期比 +20.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -23.1% ●
予想年間配当(円) 70.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比19.8%増の8467億6000万円、営業利益が同55.2%増の580億9400万円、経常利益が同55.9%増の552億4600万円、純利益が同56.3%増の341億200万円だった。

　ウクライナ情勢の長期化や、国内でのコメの価格高騰・輸入牛肉をはじめとする食材価格上昇の影響を受けた。人流の回復、経済活動の正常化や雇用・所得環境の改善に伴い、個人消費の持ち直しが前期から見られた。外食関連事業を中心に家族やグループでの利用が増えるなど、需要の高まりが見られた。各報告セグメントの既存店売上高前年比は、「グローバルすき家」で109.1%、「グローバルはま寿司」で117.2%、「グローバルファストフード」で108.7%、「レストラン」で111.7%、「小売」で97.8%となった。文中に記載している売上高は、外部顧客への売上高としている。

　「グローバルファストフード」の売上高は、2361億3900万円(前年同期比38.6%増)、営業利益は、222億1100万円(177.3%増)となった。「なか卯」は、和食ファストフードチェーンとして、親子丼・京風うどんを中心に、バラエティ豊かな商品をお手頃価格で提供している。「AFC」、「Snowfox」、「Yo!」、「Bento」、「Sushi Circle」は、欧米で寿司等のテイクアウト商品を提供している。当報告セグメントの店舗数については、604店舗出店、373店舗退店した結果、10,703店舗(国内969店舗、海外9,734店舗、FC8,328店舗含む)となった。

　「レストラン」の売上高は、1156億7900万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は、78億1000万円(67.1%増)となった。ファミリーレストランの「ココス」は、季節感を重視したフェアメニューの積極的な導入による商品の強化、専門店にも負けない本格的な味の追求、顧客が満足してお食事をしていただけるようサービス水準を高め、業績の向上に努めている。当報告セグメントの店舗数については、6店舗出店、8店舗退店した結果、1,187店舗(国内1,186店舗、海外1店舗、FC77店舗含む)となった。

　「小売」の売上高は、577億2500万円(前年同期比2.7%減)、営業損失は、11億5300万円(前年同期は営業損失6億600万円)となった。北関東中心に展開しているスーパーマーケット「マルヤ」、「ジョイフーズ」などのほか、青果販売等を行っている「ユナイテッドベジーズ」などが当報告セグメントに含まれている。当報告セグメントの店舗数については、1店舗出店、5店舗退店した結果、128店舗となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.8%増の1兆800億円、営業利益が同16.4%増の625億円を計画。



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