開示会社:キムラタン(8107)
開示書類:子会社の異動を伴う株式取得に関するお知らせ
開示日時:2025/02/20 15:30
<引用>
当社は、2025年2月20日開催の取締役会において、SwanStyle株式会社の発行済株式の全部を取得し、子会社化することについて決議しました。
<引用詳細>
株式取得の理由
当社グループは、近年、アパレル事業の大幅なスリム化と不動産事業等の拡大による構造転換に取り組んできました。当期においては、さらなる収益力の強化と成長を目指し、M&Aを含む不動産投資の積極的な案件探索を推進するとともに、不動産関連事業の領域拡大についても検討を進めてまいりました。2024年8月には、同年8月26日付で公表した「子会社の異動を伴う株式取得に関するお知らせ」に記載のとおり、宮城県仙台市に本社を構えるイストグループを子会社化しました。これにより、不動産賃貸事業のさらなる拡大を目指すとともに、同社グループの強みである中古物件のリノベーションによる付加価値向上と販売を行う「再販事業」を新たな事業の柱とし、不動産関連ビジネスの領域拡大を進めました。加えて、同年9月には、愛媛県松山市に本社を構える株式会社メディカグループから、家を持ちたい一般顧客と住宅会社をつなぐマッチングプラットフォーム「HOUSEリサーチ」事業を譲り受けました。今後、中古物件を中心としたマッチングプラットフォームへと刷新し、当社グループの再販事業を加速させるとともに、不動産関連領域における新たな収益の獲得にも挑戦してまいります。以上のとおり、当社グループでは、不動産関連事業の領域拡大と収益力の強化に取り組むとともに、特に地方で顕在化しつつある空き家問題への対応や、既存資源を有効活用したリーズナブルな価格の戸建住宅の提供など、地方経済の活性化に貢献することの意義を改めて認識しております。こうした背景を踏まえ、「地方創生」をテーマに掲げ、不動産投資や不動産関連事業のさらなる拡大について検討を重ねる中で、当社の次なる不動産ビジネスの柱として、不動産特定共同事業への取組みについて検討してまいりました。今回、株式取得を決定したSwanStyleは、2023年11月に当社の取締役である清川浩志氏が代表を務める株式会社レゾンディレクションが子会社化した、ゴールドスワンキャピタル株式会社の子会社であり、2022年8月に不動産特定共同事業の許可を取得し、同年11月から2023年3月にかけて「TSUMUGUFUND」としてファンドを組成・運用しておりました。当社は、以前よりこの不動産特定共同事業の譲渡について申入れをしておりましたが、この度清川氏よりSwanStyleの株式譲渡について了解を取り付けることができました。今後は、当社の不動産ビジネスの収益拡大への新たな柱として確立していきたいと考えております。また、不動産特定共同事業に注力することは、当社の掲げる「地方創生」にも合致し、結果として、今まで資金を融通することが難しかった地方の物件にも資金が行き届くようにもなり、深刻な空き家問題や物件の老朽化問題の解決にも少なからず寄与できるものと考えております。加えて、SwanStyleを子会社化することで、不動産特定共同事業の活用により、不動産取得における資金調達の選択肢が広がるほか、同社が有する物件仕入れのノウハウをグループ全体で共有することで、当社グループのさらなる事業拡大が期待できます。こうした背景から、SwanStyleの株式を取得し、当社の連結子会社とすることを決定いたしました。
今後の見通し
本件株式取得によりSwanStyleは株式取得日に当社の連結子会社となり、2026年3月期の期首より損益を連結財務諸表に反映させる予定であります。したがって、本件による2025年3月期の連結業績への影響は軽微であります。
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