開示会社：アシロ(7378)
開示書類：2025年10月期第1四半期 決算短信〔IFRS〕（連結）
開示日時：2025/03/14 15:30

<決算スコア> +2.49

<業績データ>
発表期 2025/01
種別 1Q
売上高(百万円) 1,581
前期比 +63.7% ○
営業利益(百万円) 406
前期比 +490.4% ○
経常利益(百万円) 404
前期比 +481.1% ○
純利益(百万円) 269
前期比 +310.2% ○

予想期(通期) 2025/10
売上高(百万円) 6,326
前期比 +31.8% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,265
前期比 +284.5% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,261
前期比 +295.3% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 830
前期比 +484.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 33.90


＜要約＞
　2025年10月期1Qの連結業績は、売上収益が前年同期比63.7%増の15億8100万円、営業損益が4億600万円の黒字(前年同期は1億400万円の赤字)、経常損益が4億400万円の黒字(前年同期は1億600万円の赤字)、最終損益が2億6900万円の黒字(前年同期は1億2800万円の赤字)だった。

　保険事業については、これまで取り扱ってきた個人向け保険に加え、より成長性が期待できる法人向け保険にも注力する方針であり、現在保険事業のリソースを法人保険の商品開発に投下して個人向け保険の販促投資は取り止めていることから、保険事業の顧客数は横ばいで推移している。2025年10月期に売上収益55億円、営業利益11億円の達成を主な目標とする中期経営計画を策定しており、そのための施策として前期、前々期の2カ年については中長期的な成長のための投資を積極化させる「成長投資期間」と位置付ける一方、大幅な投資は抑制し、通常程度のコストコントロール下で実態の利益水準をお示しする「利益創出期間」と位置付けている。

　HR事業において、人材紹介に関しては、今期は効率性を重視した体制により売上収益の拡大と黒字化を目指して取り組んでいる。売上収益は1億3200万円(前年同期比170.9%増)、セグメント損益は3400万円(前年同期は8000万円の損失)となった。

　株式会社アシロ少額短期保険が営む保険事業は、これまで既存商品の拡販に注力していたが、前期より新商品の開発に注力しており、商品開発等今後の成長に向けた準備を行っている。売上収益は1800万円(前年同期比0.9%減)、セグメント損益は1700万円の損失(前年同期は2000万円の損失)となった。

　リーガルメディアの掲載枠数及び掲載顧客数の増加に伴う掲載料収入等の増加に加えて、新たなユーザーの獲得に向けた施策検討を行うとともに、前期より徐々に拡大してきた高価格商品の販売が好調に推移した。売上収益は14億3042万1000円(前年同期比59.1%増)、セグメント利益は5億498万1000円(446.8%増)となった。リーガルメディアの売上収益は8億9800万円(75.6%増)、営業利益は3億6400万円(130.8%増)となった。派生メディアの売上収益は5億3100万円(37.3%増)、営業利益は1億4000万円(前年同期は6500万円の損失)となった。

　2025年10月期の連結業績は、売上収益が前期比31.8%増の63億2600万円、営業利益が同285%増の12億6500万円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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