レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」(9C311125)の純資産総額(残高)が4000億円を突破した。11日時点の残高は4020億円。10月3日に3000億円を超えており、およそ2カ月で1000億円を積み増した。
昨年末時点の残高が857億円だった同ファンドはこの1年で急成長した。11月末時点の1年リターンは43.68%と運用成績も好調だ。
販売会社は現時点で銀行、証券を合わせて51社。来年1月には積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)専用商品として三菱東京UFJ銀行と、おかやま信用金庫でも取り扱いが始まる。着実な販路拡大で今後も個人マネーを引き寄せそうだ。
<「ひふみプラス」の組入比率上位10銘柄>
①東京センチュリー(8439) 1.7%
②共立メンテナンス(9616) 1.7%
③あい ホールディングス (3076) 1.5%
④日本電産 (6594) 1.5%
⑤クレハ(4023) 1.5%
⑥コスモス薬品(3349) 1.5%
⑦マイクロソフト(@MSFT/U) 1.5%
⑧アマノ(6436) 1.5%
⑨ルネサスエレクトロニクス(6723) 1.5%
⑩ネットワンシステムズ(7518) 1.4%
※11月30日時点。月次運用報告書から抜粋
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)