QUICK資産運用研究所が11月に全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。5回目はNISA(少額投資非課税制度)の開設状況に関する結果を掲載する。(調査概要と過去の配信はこちら)
一般NISAか、つみたてNISAの口座を開設しているか聞いたところ、「一般NISA」は20.9%、「つみたてNISA」は3.7%が開設していると答えた。投資信託の積み立て投資をしている人は6割強がNISAを活用しているが、全体でみると口座開設は4分の1にとどまる。
年代別に見ると、「一般NISA」は60代以上のシニア世代で開設している割合が高い。一方、「つみたてNISA」は20~40代の資産形成層が相対的に高かった。
つみたてNISAの口座を開設している人のうち、実際に「利用したことがある」人は73.9%だった。残りの26.1%は口座開設しても「利用したことはない」と答えた。
また、つみたてNISAの口座を開設している人の45.2%は、過去に一般NISA口座を開設したことがあると回答した。
(QUICK資産運用研究所)