大和証券の木野内栄治氏は18日付のリポートで「安倍首相の健康回復が一段高に必要か」との見解を示した。17日に日本株が弱かったことについて、「安倍首相の健康不安報道が影響していると筆者は思う。首相は例年3月末と10月末頃に人間ドックを受けている。今年は3月分を6月になって受診したので、再検査は10月の人間ドックでも良さそうなものだ(秋に解散総選挙を検討している可能性もあるが)」と指摘。その上で「8月に再受診したことは、緊急性のある問題が発生している可能性を示唆する。ファンダメンタルズよりも政策が先行する状況であることから、首相の健康回復が市場には必要かも知れない」とみていた。
その一方、「ところで筆者も人間ドックでコロナ陰性のお墨付きを頂戴し、先週の夏季休暇でリフレッシュもできた。本日から頑張りたい」とし、自身の健康にも気を配っていた。(QUICK Market Eyes 片平 正二)