22日の米国株式市場で医療遠隔サービス大手のテラドック・ヘルス(TDOC)が大幅に反発した。日中取引の終値は前日比6.22%高の215.28ドルだった。米系証券がカバレッジを開始したことが買い材料視された。
D・A・ダビッドソンは22日付リポートでのテラドックの投資判断を「買い(バイ)」、目標株価(TP)を250ドルを新たに付与した。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大以前は、遠隔医療の利用率は全医療診療の1%に満たなかったが、感染拡大によって16%に急増し、米経営コンサルタント会社マッキンゼーの試算をもとに、長期的には25%まで拡大すると見込む。
直近、買収計画が進んでいる同業のリボンゴ・ヘルス(LVGO)との合併が実現すれば、「買収したソリューションを従来の顧客に販売したり、買収した先の顧客に自社のサービス販売を拡大できる。リボンゴへ最近提案された取引によって、数百万人の新規メンバーの追加と疾病対象領域が広がりが予想され、ビジネスモデルを大幅に強化する。競争力という点では、テラドックほどの規模と深さを備えたソリューションを提供している企業は他にない」と指摘した。(QUICK Market Eyes 川口 究)