25日の米株式市場でクラウド監視のデータドッグ(DDOG)が3日ぶりに反発し、2.58%高の90.65ドルで終えた。
ベアード・エクイティ・リサーチは24日付リポートで、投資判断「ニュートラル(中立)」、目標株価92ドルでデータドッグのカバレッジを開始した。「データドッグの強力なイノベーションを高く評価し、クラウド化への継続的な移行から利益を得るのに良い位置にいる」と指摘。加えて、「同社は“ランド・アンド・エクスパンド”(導入と拡大=サービス導入時は小規模でも、その後のアップデートや利用増加に伴い売り上げが拡大)おいて明確な影響力を発揮しており、これが継続的な成長を促進することが期待される」との見方も示した。一方、同業他社と比較したバリュエーションが高いことから、投資判断は中立とした。(QUICK Market Eyes 大野 弘貴)