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全銘柄売買停止でも日経平均が前日比「19銭安」と表示される理由

記事公開日 2020/10/1 09:49 最終更新日 2020/10/1 14:32 日本株 売買停止 日経平均 QUICK Market Eyes

(更新:2020年10月1日、12:45)

日経平均株価は10月1日の定期入れ替えで、日本化薬(4272)が除外され、ソフトバンク(9434)が補充された。ソフトバンクの9月30日終値は1177.5円で、みなし額面は50円。1日の採用銘柄の基準値をもとに、50円額面換算した225銘柄の価格の総和は64万6163円86銭となる。1日に変更された除数27.87で割ると、2万3184円93銭と試算される。

実質的には前日比変わらずだが、銘柄入れ替えが実施された影響で、日経平均の30日終値2万3185円12銭との差異「19銭」が前日比較として表示されている。

【コラム】日経平均をEXCELで計算してみよう

QUICKは日本経済新聞社との契約に基づいた委託により、日経平均株価を算出していますが、QUICKが提供するDynamic Data Exchange(=DDE)機能を活用すると表計算ソフトのEXCEL上で試算することもできます。日経平均株価は単純平均ではありませんので、みなし画面をもとに50円額面換算した株価に引き直して225銘柄の総和を求め、日本経済新聞が発表する除数で割ることにより求めます。

10月1日は東京証券取引所の現物取引が障害により停止されましたが、同日の基準値をもとに試算された情報が、QUICKの現値画面やインターネット上にデータ配信され、日経平均株価の前日比較が19銭安と表示されました。これは同日付の指数構成銘柄の定期入れ替えで、日本化薬(4272)が除外され、ソフトバンク(9434)が補充された影響です。1日時点の採用銘柄の基準値をもとに、50円額面換算した225銘柄の価格の総和を計算すると64万6163円86銭。これを1日に変更された除数27.87で割ると、2万3184円93銭と試算されます。全銘柄の売買停止により、日経平均株価の算出はできない状態ですが、銘柄入れ替えが実施された影響で、日経平均の30日終値2万3185円12銭との差異「19銭」が前日比較として表示されました。(QUICK Market Eyes  山口 正仁)

著者名

QUICK Market Eyes  山口 正仁


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