5日の米国市場で情報セキュリティー対策サービスを手掛けるクラウドストライク(CRWD)が反発し、3.58%高の144.88ドルで終えた。
ゴールドマン・サックスが5日付のリポートで投資判断を買い(バイ)、目標株価176ドルと仮定してカバレッジしたことが好感された。従来の中立、目標株価122ドルよりも強気の見方を示したものだった。
リポートでは、クラウドが最終ポイントのセキュリティ市場におけるテクノロジーリーダーとしての地位を確立したとしながら、「同社の急成長しているセキュリティソフトウェア分野で競合企業のほぼ2倍の収益成長率、市場シェアの大幅な増加率、クラス最高の経済性などを考慮すると株価は上昇余地がある」と指摘。さらなるアップサイドを見込んでいた。(QUICK Market Eyes 片平 正二)