15日の米国市場でビデオ会議システムを手掛けるズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)が急反発し、5.33%高の536.40ドルで終えた。一時は540.05ドルまで上昇し、9月23日に付けた上場来高値を半月ぶりに更新した。
バーンスタインが15日付のリポートで投資判断の買い(アウトパフォーム)を維持しながら、目標株価を228→611ドルに大きく引き上げたことが好感された。リポートでは14日にズームが行ったアナリスト説明会の内容を踏まえ、①普及率を高める大きな道筋がある、②潜在的なユーザーベースへの浸透率は1%にしか達しておらず、今後数年間は数十億ドルの収益アップが見込まれる、③ズームを利用したオンライン会議の回数は前年に比べて30倍に増えた――ことなどを踏まえてこれから1年先も好業績が見込めるとみていた。
QUICK FactSet Workstationによれば、バーンスタインの目標株価はズームをカバーしている32社のうち、最も高い735ドルに次ぐ2番目の高さとなっていた。(QUICK Market Eyes 片平 正二)