QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース HFTの米バーチュ、市場取引の収益45%増 決算で分かった伸び悩み
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

HFTの米バーチュ、市場取引の収益45%増 決算で分かった伸び悩み

コンピューターを使った高頻度取引(HFT)大手の米バーチュ・ファイナンシャルが11月6日発表した2020年7~9月期決算は、最終損益が1億1670万ドルの黒字(前年同期は4312万ドルの赤字)だった。相場変動率が高止まりするなか、売上高の指標となる純トレーディング収益は引き続き伸びたものの、大荒れ相場だった年前半に比べると伸長率の鈍化は鮮明だ。

売上高の指標となる、手数料などを支払った後の「調整後純トレーディング収益」は45%増の3億6225万ドルとQUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(3億5100万ドル)を上回った。売り買い両方の注文を出すマーケットメーク(値付け)にかかわるトレーディング収益が大きく伸びた。新型コロナウイルスのまん延で幅広い資産の相場変動率が上昇し、取引量も増えた。調整後の1株利益は0.81ドルと市場予想(0.72ドル)を上回った。

HFTは市場に流動性を供給するマーケットメークが主業務で、自ら提示する売値と買値の差(スプレッド)で利益を上げる。新型コロナの感染拡大で世界的に株式市場の変動率が高まった1~3月はスプレッドも広がり、利益が大きくなった。ただその後、相場変動率は低下基調となり、7~9月期の調整後純トレーディング収益の伸び率は1~3月期(3.4倍)や4~6月期(2.8倍)に比べると大きく鈍った。

それでも6日の米株式市場でバーチュ株は上昇。前日比6.1%高の23.27ドルまで上げる場面があった。

※バーチュ株の推移
※バーチュ株の推移

(NQNニューヨーク  岩本貴子)

<金融用語>

高頻度取引とは

高頻度取引とは、高速取引、ハイフリークエンシー・トレード(High Frequency Trading、HFT)とも呼ばれ、コンピューターが株価出来高などの動きをミリ秒(1000分の1秒)単位以下の速度で判断し、超高速の自動発注を繰り返して大量売買する取引。ポジションの保有期間が極めて短く、取引頻度を高めることで資本回転率を上げ、高い収益をねらう。 株式や先物の市場の売買で大きな割合を占めており、相場を瞬時に変動させることもあることから、批判的な見方もある。

著者名

NQNニューヨーク 岩本 貴子


ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
8306
三菱UFJ
1,668.5
-8.47%
2
8411
みずほ
3,277
-11.24%
3
7011
三菱重
2,369
-5.89%
4
7013
IHI
9,745
-5.06%
5
27,635
-4.69%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,311
+29.67%
2
933
+19.15%
3
8918
ランド
8
+14.28%
4
338A
Zenmu
4,885
+14.26%
5
318A
VIX先ETF
1,197.5
+9.36%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
210
-23.63%
2
2334
イオレ
980
-23.43%
3
748
-16.7%
4
6967
新電工
7,494
-16.67%
5
6786
RVH
51
-16.39%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
8306
三菱UFJ
1,668.5
-8.47%
2
20,280
-5.36%
3
7011
三菱重
2,369
-5.89%
4
27,635
-4.69%
5
7012
川重
7,400
-11.83%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる