QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース エムスリー、ネクソン、サイバーエージェント・・・2020年を象徴する上昇率ランキング(日経平均採用銘柄)
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

エムスリー、ネクソン、サイバーエージェント・・・2020年を象徴する上昇率ランキング(日経平均採用銘柄)

記事公開日 2020/12/31 12:00 最終更新日 2021/3/23 08:55 日本株 ランキング NQNセレクト

3d render closeup of computer keyboard with bull and NIKKEI 225 index button. Stock market indexes concept.

【日経QUICKニュース(NQN) 内山佑輔】2020年の株式市場で日経平均株価は年間で3787円55銭(16.0%)上昇した。前半は新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して売りが膨らむ場面もあったが、後半はワクチンの開発・普及期待などを背景に不安心理が後退し、年末にかけて上値追いが目立つ展開となった。

ただ日経平均採用225銘柄のなかで上昇銘柄は77銘柄と全体の3割強にとどまり、一部の値がさ株などがけん引した株高であることを印象づけた。上昇率の首位は医薬品情報サイトのエムスリー(2413)で、株価は年間で2.9倍になった。在宅勤務や外出自粛が広がりを見せるなか、コロナが社会のデジタル化を加速するとの見方から、IT(情報技術)関連やネット関連銘柄が人気化した。

ハイテク株に多く出資するソフトバンクグループ(SBG、9984)は69%高。東京エレクトロン(8035)や信越化学工業(4063)など半導体関連銘柄も大幅に上げた。

一方、下落率の上位にはコロナの感染防止に伴う対策が収益にマイナスに働く企業が目立った。訪日外国人の「蒸発」の影響が大きかったJ・フロントリテイリング(3086)をはじめとした百貨店、経済活動の制限に伴う原油需要の落ち込みが懸念された国際石油開発帝石(1605)などエネルギー関連銘柄が低調だった。リコー(7752)やコニカミノルタ(4902)は在宅勤務でオフィス関連製品の需要低迷の懸念が強まった。

<日経平均採用銘柄の上昇・下落率ランキング(2020年)>

●上昇率の上位10銘柄  ●下落率の上位10銘柄
エムスリー(2413) 194.8 三井E&S(7003)  60.7
ネクソン(3659) 119.3 三菱自(7211)  52.6
サイバー(4751) 86.4 ニコン(7731)  51.6
SBG(9984)  69.4 国際石開帝石(1605)  51.1
中外薬(4519)   63.8 シチズン(7762)  50.8
東エレク(8035)  60.5 Jフロント(3086)  46.7
イオン(8267)   50.1 アルプスアル(6770)  45.5
信越化(4063)   49.6 日揮HD(1963)  45.1
日東電(6988)   49.4 コニカミノル(4902) 44.7
ダイキン(6367)  48.4 リコー(7752)  43.2
(注)採用銘柄は30日時点。上昇・下落率の単位は%。

<関連記事>

コロナが変えた時価総額ランキング2020、高まる製造業のウエート・沈む通信と金融

著者名

日経QUICKニュース(NQN) 内山 佑輔


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
23,740
+6.74%
2
41,770
-0.26%
3
1,717
-2.99%
4
16,585
-2%
5
4,646
+5.2%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
167
+42.73%
2
440
+22.22%
3
3,405
+17.21%
4
1,022
+17.2%
5
1,054
+16.59%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,699
-22.73%
2
9399
ビート
2,730
-20.4%
3
1,342
-16.33%
4
1,216
-15.14%
5
5527
propetec
974
-13.88%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
41,770
-0.26%
2
23,740
+6.74%
3
16,585
-2%
4
8,210
-3.47%
5
26,080
+1.32%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる