【QUICK Market Eyes 片平 正二】6日の米国市場でソーラー関連銘柄を投資対象とするインベスコ・ソーラーETF(TAN)が大幅に5日続伸し、前日比8.67%高の115.27ドルで終えた。一時は119ドル台に乗せて設定来高値を2営業日ぶりに更新した。
5日に行われたジョージア州の上院決選投票で、民主党候補のラファエル・ワーノック候補が当選確実になったとCNNが5日未明に報じ、共和党のデビッド・パーデュー氏と民主党のジョン・オソフ氏の接戦が続く中で大統領と議会が民主党を占めるブルーウェーブとなる可能性を織り込む展開だった。バイデン政権は環境政策を掲げている。
大麻関連銘柄を投資対象とするETFMGオルタナティブ・ハーベストETF(MJ)も8.04%高で3日続伸し、民主党政権下でマリファナの合法化が進むとの見方も散見された。