【日経QUICKニュース(NQN) 末藤加恵】トルコの通貨リラが下げ渋っている。トルコ中央銀行は15日、カブジュオール総裁の就任後初めて政策委員会を開き、政策金利の据え置きを決めた。前総裁はエルドアン大統領に事実上更迭されただけに、政治の意に沿う金融政策になるかに注目が集まっていた。高インフレ下でひとまず利下げを回避し、リラ相場は落ち着いているが、大統領と市場の板挟みにある新総裁の「変心」は長続きしないとの声もある。 ■投機筋の買い戻し 16日の東京外国為替市場でトルコリラの対米ドル相場は1ドル=8.0リラ台前半で推移していた。15日の会合後は8.1リラ台半ばまで下落する場面があったが、...
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