【日経QUICKニュース(NQN) 川上純平】国際商品価格の高騰が新興国経済を揺らしている。国際商品の総合的な値動きを示すロイター・コアコモディティーCRB指数は約2年半ぶりの高値圏に浮上。原材料価格の上昇に起因したインフレ圧力に対応するため、新興国では金融政策の正常化が加速する可能性が出てきた。米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的金融緩和の縮小)に動き始めるとの観測も新興国経済の先行きに影を落とす。 ■正常化にかじ切る CRB指数は27日、節目の200を超えて2018年10月以来の高値水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた製造業が各国で増産に動き、必要な原材料...
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トルコリラなど新興国通貨が長期的に下げている中、商品高も加わるとインフレが加速して、資源国ではない新興国の国民は生活が厳しくなるでしょうね。