【NQNニューヨーク=戸部実華】今週(5月10~14日)の米株式相場は高値圏でもみ合いとなりそうだ。前週末発表の4月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を大幅に下回り、市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の長期化観測が強まった。ただ、米主要株価指数は過去最高値圏で推移しており高値警戒感も意識されやすい。今週発表の4月の物価指数や小売売上高で景気回復の度合いを見極めたいとする投資家も多い。 ■量的緩和の縮小は遠のいた 前週のダウ工業株30種平均は3週ぶりに上昇し、週間で902ドル高となった。4月の米サプライマネジメント協会(ISM)の景況感指数が製造業と非製造業ともに好不況の...
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