【NQNニューヨーク 川内資子】5月18日の米国債市場で長期債相場は反発した。長期金利の指標である10年物国債利回りは前日比0.02%低い(価格は高い)1.63%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官の緩和的な金融政策の継続を示唆する発言が相次ぎ、債券相場を支えている。好調だった住宅関連指標でボトルネックが鮮明となっており、米経済が抱えるひずみを映している。 米住宅需要は堅調 18日発表された4月の住宅着工件数は前月比9.5%減と、急増した3月から大きく減少した。マイナスは2カ月ぶりで、市場予想(2.2%減)よりも悪化した。とりわけ全体の約7割を占める戸建て住宅が13.4%減り、減...

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