FRB(米連邦準備理事会)が6月15~16日に開催したFOMC(公開市場委員会)は、金融政策の変更がなかったにも関わらず、参加者の予測する将来の政策金利の水準が利上げ時期の前倒しを示唆する内容となり、マーケットを大きく揺らした。17~18日には日銀も政策決定会合を開いたが、こちらはほとんど話題になっていない。日銀に関しては、政策変更の可能性がないと市場が読んでいるからだろう。 国債の半分近くを保有 5月27日、日銀が発表した2020年度の決算では、保有する長期国債が495兆7770億円に達し、財投債も含めた発行残高の46.4%になった。国債の半分近くを中央銀行がファイナンスしているのは、主...
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