【NQN香港=桶本典子】中国で茶系飲料のチェーン店「奈雪の茶」を運営する新興企業、奈雪的茶控股が30日、香港株式市場に新規上場する。中国国内で一定の知名度があることなどから投資家の引き合いは強い。日本では2020年、大阪・道頓堀に1号店を出店し話題になった。 奈雪の課題として意識されるのは高コスト体質だ。商品の質やブランドイメージを維持するための費用は大きく、20年の通期決算まで赤字が続く。中国のカフェでは不正会計問題などに揺れた瑞幸●(くちへんに加)●(くちへんに非)(ラッキンコーヒー)の記憶も新しい。奈雪にはそのようなリスクはないのだろうか――。 ■根強い「液体株」人気 「貴州茅台酒...
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液体株の名の通り、消費者の嗜好変化は水物ですからね。