日本株のパフォーマンスが引き続き振るわない。MSCI世界指数に対する年初来の相対騰落率を見ると、アンダーパフォームしているだけでなく、EU離脱の影響が顕在化しつつある英国、そして中国政府による企業への介入問題で揺れる香港にさえ負けている。企業業績は必ずしも悪くないのだが、マーケットは業績予想の上方修正にもあまり反応しなくなった。 足元で日経平均の予想株価収益率(PER)は17.9倍であり、過去10年間の平均である17.7倍と同水準だ。つまり、その逆数である株式益回りは5.58%となる。そこから10年国債の利回りを引いたイールドスプレッドは5.56%である。 世界の投資家が敬遠 バブル崩壊...

会員限定記事
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー