【NQNニューヨーク 戸部実華】今週(8月23~27日)の米株式相場は不安定な値動きとなりそうだ。このところ新型コロナウイルスで感染力の強いインド型(デルタ型)の拡大で景気減速懸念がくすぶる。米連邦準備理事会(FRB)による早期の量的金融緩和の縮小(テーパリング)開始への思惑も相場の重荷となっており、27日に開かれる国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が関心を集めそうだ。 ジャクソンホール会議をオンライン方式に 前週はダウ工業株30種平均が3週ぶりに下落し、週間では395ドル安だった。7月の米小売売上高が市場予想を下回るなど米景気の減速懸念が強まった。新型コロナでデルタ型の感染...
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