【NQN香港 桶本典子】中国の不動産大手、中国恒大集団の債務問題に世界の投資家が身構えている。経営が行き詰まれば、同社のドル建て社債を保有する世界の運用会社も影響を免れないからだ。中国2位の不動産会社の債務が膨らんだ経緯は、急成長しながら倒産に追い込まれた中国動画配信の楽視網信息技術と重なる。どちらも電気自動車(EV)参入という多角化が、つまずきのきっかけになった。 債務問題が本業に響いている? 9月14日の香港株式市場で、恒大株は前日から1割強下げて3香港ドルを割り込んだ。同日朝に9月の不動産販売が大幅に減少する見込みと発表し、のしかかる債務問題が本業に響いているとの警戒感が強まった...
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