(※この記事は9月16日に配信されたQUICK端末からの転載です) ■天候要因で小麦価格は乱高下、上昇リスクは無視できない 上昇を続けていた小麦価格は再び下落した。その他の穀物と同様、小麦も市場参加者が海洋ニーニョ指数を参考にしながら取引をするようになっていると考えられ、2021年5月13日の米海洋大気庁によるラニーニャ現象収束宣言以降水準を切下げていたが、今年は春小麦(春に播種して秋に収穫する。米国では冬小麦の方が生産量が多い)の作柄が歴史的に悪く、春小麦価格の上昇に牽引される形で冬小麦価格も上昇していた。しかし、作柄は悪いものの収穫の進捗に伴ういわゆるハーベストプレッシャーや、直近のハ...

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