【日経QUICKニュース(NQN) 末藤加恵】世界の金融市場が中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安に身構えている。東京外国為替市場で円相場は上昇したが、リスク回避局面では円とドルがともに買われやすくなるため、これまでのところ上値追いの動きは限られている。中国恒大問題は2010年前後に起きた「欧州債務危機型」の債務問題として波及するとの指摘も聞かれる。足元の反応は限定的だが、後からじわじわと円高要因として効いてくるかもしれない。 ■ボラの上昇は限定 3連休明けの21日早朝の外為市場で円相場は1ドル=109円31銭近辺まで上昇した。巨額債務問題に揺れる恒大集団をめぐり、20日に控えていた...
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