29日投開票の自民党総裁選では決選投票で岸田文雄氏が勝利した。日中の株式市場では米金利の上昇を嫌気した売りが先行し、日経平均株価が急落して始まったが、岸田氏が1回目の投票で1位となると再び下げ幅を拡大した場面があった。終値は前日比2.12%安の2万9544円だった。市場では「決選投票は派閥の影響力が大きい。事前に積極的な政策論争が行われていたにもかかわらず『結局は派閥の論理で決着するのか』との批判から、この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性があり警戒する投資家が多い」(外資系運用会社)の指摘があった。以下に市場関係者の見方をまとめた。 ■政権運営の安定感を好感 小西一陽・三菱UFJ国際...
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