【NQNニューヨーク=川内資子】3日の米国債市場で長期債相場が4営業日ぶりに反落し、長期金利の指標である10年物国債利回りは前日比0.05%高い(価格は安い)1.60%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)は3日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的金融緩和の縮小)の開始を決めた。パウエルFRB議長はインフレを巡る認識をやや前進させつつ、市場で高まっていた早期の利上げ観測はうまくけん制。早期の利上げを見込んで積み上がっていた短期債売り・長期債買い反対売買を誘った。 ■薄れた確信 FOMC後に公表した声明で、市場が注目していたのはインフレ加速の要因について「一時的(tr...
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