来週(11月8~12日)の外国為替市場で円相場は1ドル=113円台を中心に推移しそうだ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が3日の記者会見で早期の利上げ観測をけん制したことで、市場の一部では「来年の利上げ(開始)は行き過ぎた予想なのでは」(スタンダードチャータード銀行の江沢福紘氏)との声が聞かれる。急ピッチで進んできた米短期金利の上昇が足元で一服しており、円売り・ドル買いの勢いがひとまず弱まりそうだ。
来週は、今週に比べると相場を大きく動かしそうな材料が少ない。5日発表の10月の米雇用統計を受けた動きを引き継いだ展開が見込まれる。非農業部門の就業者の増加数が50万人を超えるなど大きな改善...

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