米国人は株式相場に敏感だ。確定拠出型年金をはじめ幅広い層が株式相場に連動する金融商品を保有していることから、米国人との日常会話で株価が話題になることも少なくない。日本や欧州と比べ米主要メディアが外国為替相場を取り上げることは稀だが、主要株式指数の動向は連日、幅広く報じられる。米国民の株式への関心の高さを示している。 米株式市場は先週、重要な局面を迎えた。連邦準備理事会(FRB)が金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和の縮小)の開始を決め、8カ月後の来年6月に完了する見通しを示した。予想通りパンデミック(疾病の大流行)に対応した超緩和措置の巻き戻しに動いたものの...
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