【NQNニューヨーク=川内資子】10日の米国債市場で長期債相場が大幅に下落し、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.11%高い(価格は安い)1.55%で終えた。朝方発表の10月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ圧力の高まりと広がりを示した。米連邦準備理事会(FRB)が物価抑制のため、早期の利上げを迫られるとの見方を誘い債券売りが優勢となった。 ■インフレに広がり 「恐ろしい、そして今後一段とそうなる」――。パンセオン・マクロエコノミクスのイアン・シェパードソン氏は10月のCPIについてこうコメントした。10月は前年同月比6.2%上昇と伸び率は1990年11月以来の大きさだっ...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー