【NQNニューヨーク=古江敦子】2022年の原油先物相場は上昇基調を保ちそうだ。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒は残るものの、一年を通じてみると経済活動の正常化に伴って人とモノの移動が増え、エネルギー需要も高まると見込まれるためだ。中東やロシアなど主要産油国と北米シェール企業が積極的に増産するとの見方は少なく、需給の引き締まりが原油価格を下支えする公算が大きい。 ■需要は過去最高に 22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の22年2月物が前日比1.64ドル高の1バレル72...
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原油高を回避する方法は簡単です。米国がシェールオイルを増産すれば済みます。世界一の産油国なんですから。リグを動かさないのはバイデン大統領がCO2削減を掲げている手前、整合性がとれないからです。それなのに原油を世界で一番使うのは米国で、ガソリン高を最も嫌うのも米国です。結局、今回の原油高騰は米国の国内政治の矛盾を世界に押し付けているだけ、という構図になります。バカバカしいですね。