【日経QUICKニュース(NQN) 三輪恭久】バイデン米大統領がインフレ抑制に躍起になっている。1月3日に食肉加工業者の競争を促すために10億ドル(1150億円)を投じると発表し、「競争がなく、市場がゆがんでいる」と食肉高騰に不満を漏らした。昨年11月には中国や日本などと協調して石油備蓄の放出を決めるなど、市場への直接介入を辞さない姿勢を鮮明にしている。 昨年11月、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はバイデン氏と面会した後に再任が決まり、金融引き締めに前向きな「タカ派」に変色した。市場は「バイデン氏がインフレに敏感になっている」との見方を強めた。振り返ると、大統領就任から1年、物価...
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