【NQNニューヨーク=張間正義】米金融市場で米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを前倒しするとの予想が一段と増えている。7日発表の2021年12月の米雇用統計は、労働市場の「スラック(たるみ)」がほぼ無くなり、当面の賃金上昇の加速を示唆する内容だった。現在の労働市場は完全雇用に近い状態との見方が一段と強まった。 10日のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前週末比横ばいの1.76%で終えた。朝方に一時1.80%まで上昇(債券価格は下落)した後、利回りの高さに着目した市場参加者からの買いが入り、長期金利は上げ幅を縮小した。 ■利上げ回数予想引き上げ 7日に発表...
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