【NQNニューヨーク=戸部実華】今週(4月7~11日)の米株式市場では売りが継続しそうだ。米政権が2日に発表した相互関税を受け、米国にとっての「友好国」を巻き込んだ貿易摩擦の激化が世界経済を冷やすとの懸念が強まっている。投資家が運用リスクを回避する姿勢に傾くなか、関税を巡る材料に相場が揺さぶられやすい状況は続くだろう。 前週のNYダウ、週間の下落幅はコロナ禍以来の大きさ 前週の米ダウ工業株30種平均は2週連続で下落し、4万ドルを割り込んで2024年5月下旬以来の安値圏で終えた。週間では3269ドル安となり、週間の下落幅としては新型コロナウイルス禍の20年3月以来の大きさだった。ハイテク株比...

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