【日経QUICKニュース(NQN)】米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は米東部時間3日に講演し、「(雇用の最大化と物価安定という)2つの目標への不確実性とリスクが増す中で、政策金利を現在の水準に維持するのが適切になると考える」と述べた。現時点では金融政策は適切な位置にあるとして「忍耐強く、(経済動向に)注意を払うことができる」と語った。
トランプ米大統領は2日に貿易相手国・地域に対する相互関税を発表した。クック氏は関税措置などを受け「インフレ沈静化の動きは短期的に止まった」との見解を示した。見通しについて「インフレは上振れ方向に、経済成長は下振れ方向にあるとのシナリオにより傾いている」と語り、金融政策に課題が生じる可能性が高いとみていた。