【NQNニューヨーク=川上純平】債券市場では米国のインフレ加速を織り込む動きが一段と広がっている。10日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)をにらみ、8日の米長期金利は一時1.97%と2019年11月以来の高水準を付けた。インフレ抑制へ米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を急ぐとの見方が強まっており、長期金利は節目の2%超えが視野に入ってきた。 ■的外れではなくなる予想 今週の経済指標で最も関心が高い1月のCPIは、前年同月比の上昇率が市場予想で7.2%と前月の7.0%から加速し、1982年以来の大きさになるとみられている。ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのルベーラ・ファルー...
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